バンクーバー島にあるコーモックスバレーやカナダについて、日々の出来事についてです。


by courtenay
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教育と制度

前記事に多くのコメント、ありがとうございました。とても嬉しかったです。

結局、先生は子ども(家庭)と制度(学校)のハザマに立たされて、どうしようもない所にいるんですね。

ストライキをすれば子どもに迷惑を掛ける、でもストライキをすれば意見の提言があって、もっと子ども達に良い制度を確立できるかもしれない・・・。

カナダの今回の教職員ストライキは、随分長い間やっていたなぁという感があるにも関わらず、結果はイマイチのようですね。やっぱり、『日教組』みたいなどどーんという組合がないとまとまる意見もまとまらないって事でしょうか。

賃金値上げの交渉もしていたようですが、カナダの友人に先生をやっている人がいまして、今まで聞いていた話では、そんなに賃金は悪くないって話だったんですけど。今回のストライキはもちろん公立学校の先生でしたが、彼は私学だったのかな?確か、公立だったはずなんだけど。学区によって違うのかしら?

前に、カナダで姪っ子と甥っ子が通っている学校でやってクリスマスコンサートに行った事がありました。普通の公立の学校で、クラスもそんなに大きくない感じでしたが、合奏とかの内容が同じ日本の学年と比べると、随分ひっそりとしたもので、「うーん、もうちょっと準備すればよかったのにね」という感じを受けました。「先生、もうちょっと頑張ってね」って思いました。義姉は学校の活動にも積極的に関わっていた人だったので、「先生によって、随分違うのよ」と言っていましたが。

日本の先生たちは時間に追い捲られているなぁという印象を、見ているととても受けます。クラスの人数は30人ほどで、一昔前のクラスと比べれば、随分と縮小されたと思いますが、沢山の行事にカリキュラム、こなすのは大変なんだろうと思います。
だから、子ども達を見ていても、『達成感』を感じて活動している子は少なそうです。『ソツなくこなす』、『そこそこできる』・・・ここでOKになってしまうからです。「燃え尽きたぁ」と感じられる場面を一度でも増やして欲しいのに、それができなくなってしまっています。

・・・こうやって、先生たちが頑張っているのは判ります。でも、何かが違うんですね。それは、『学校』(制度)だと思うんです。

『ゆとり教育』という名の下に、どれだけ苦労しているんだろうって思います。政府が作った審議会とかなんとか委員のお偉いさんや教育評論家が論議して、『これでいいであろう』で造り出した『ゆとり教育』なんだから、現場と合わないのは当たり前だと思います。もっと現場、先生、子ども、家庭に密着した教育に戻って欲しいと思います。

いくらクラスの先生が、希望を持ってクラス運営をして行こうと思っていても、『学校の方針』に合わなきゃできないっていう事実のあると思います。学校の校長の方針に合わなきゃ、それまでってケースはこれまでにも幾度となく見てきました。
校長自身が活動的で、積極的な先生だった時期と、そうでない先生だた人が校長だった時期では、やっぱり大きな違いが学校全体で出ます。

カナダの友人も同じような事を言っていました。

今は、公立の場合は学区でどこの小・中学校へ行くのかが決まっていますが、段々と希望校へ行かれるような市町村も増えてきたと聞きます。日本でも、カナダでも、公立だから『画一化しなくてはいけない』みたいな考えはやめて、各校が魅力を持って、子ども達を迎えられるようになれば良いなと思います。
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by courtenay | 2005-11-08 16:18 | カナダ